災害時に猫をどうする?同行避難の現実と、愛猫の「もしも」に備える相談室
地震や豪雨などの災害が起きたとき、
「猫と一緒に避難できるのか」という不安は、多くの飼い主が抱える静かな悩みです。
とくに高齢の方やひとり暮らしの家庭では、
猫の同行避難・避難所での受け入れ・災害時の猫の安全確保など、
現実的な問題がいくつも重なります。
今日は、災害時に猫をどう守るか、その“もしも”に備えるための小さな準備と相談の選択肢をそっと整理してみます。
『with PETs』という雑誌に、
動物愛護に関する統計調査が掲載されていました。
そこに並んでいたのは、
“好き”だけでは済まされない、
いまのペットとの暮らしの現実でした。
うちの猫は、
いつものように足元で丸くなっていました。
その中に災害時の避難に関するデータがありました。
もし本当に、
明日、避難することになったら。
この子を連れて、自分は、どこへ行けるんだろう。
そんなことを、ふと考えました。
環境省の資料では、
「同行避難」という言葉の認知は少しずつ広がっています。
実際、
「災害時に同行避難するつもり」と答えた猫飼育者は、
2024年の38.5%から、
2025年には44.0%へ増えていました。
一緒に避難したい。
そう考える人は、確実に増えています。
でも、
別の数字を見ると、
少し違う現実も見えてきます。
「最寄りの同行避難所を知っている」
と答えた人は、
13.2%。
「被災時に預けられる人がいる」
は17.9%。
「ペットと泊まれるホテルを知っている」
は11.9%。
つまり、
“連れて行きたい気持ち”はある。
でも、
「どこへ行けばいいか」
「もし避難できなかったらどうするか」
までは、
まだ整理できていない人が多いのです。
災害時の不安は、日常の「急な入院や介護」とも地続き
骨折、
入院、
認知症、
施設入所といった日常のトラブル
「実は、この『もしもの時に猫をどうするか』
という問題は、災害時だけに起きるわけではありません。
急な入院や介護のスタートなど、
ある日突然やってくる日常の危機でも、全く同じ壁にぶつかります。
介護の現場でも、『猫がいるから入院できない』と涙を流す方を何度も見てきました。」
完璧でなくていい。今からできる「猫の防災グッズ」としての心の準備
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一人だけ、預け先の候補を考えてみる
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キャリーケースに少しずつ慣れてもらう
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近くの同行避難所を調べてみる
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家族と一度だけ、将来のことを話してみる
にゃんとも の役割
「災害は突然やってきますが、老いや病気も静かに近づいてきます。
どちらも、猫との暮らしに同じ問いを投げかけます。
だからこそ私は、猫と暮らす人に対して
『早く決めましょう』と急かすのではなく、
『一緒に悩みながら、考えておく時間』
を作りたいと思っています。
『うちの場合はどう備えたらいい?』『誰にも言えない不安がある』という方は、結論を出さなくて構いません。
まずはその不安を、ここにそっと置いてみませんか。」
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