高齢者が猫と一緒に引っ越すには|物件探し・契約・猫の負担を減らす準備
住み替えや引っ越しを考えたとき、
「高齢でも借りられる物件はあるだろうか」
「猫と一緒に入居できるだろうか」
「環境が変わって、猫が体調を崩さないだろうか」
このような不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
高齢者が猫と一緒に引っ越す場合は、単に「ペット可物件」を見つければよいわけではありません。
賃貸借契約の条件、猫が安全に暮らせる住環境、そして飼い主自身が無理なく生活を続けられるかという、三つの視点から考える必要があります。
この記事では、宅建士・ペット共生住宅管理士・介護福祉士の視点から、猫との引っ越しで確認したいことを、準備から新居での暮らしまで順番に整理します。
1.引っ越しが決まる前から、猫の準備を始める
猫は、自分の縄張りや生活環境が変わることを苦手とする動物です。
引っ越し直前になって突然キャリーバッグに入れようとすると、強く抵抗したり、逃げたりすることがあります。
移動の予定が決まってからではなく、できるだけ早い段階から準備を始めましょう。
キャリーバッグを日常の一部にする
キャリーバッグは、普段から部屋の中に置いておきます。
扉を開けたままにして、中にいつも使っているタオルや毛布を入れておくと、猫が自分から入ることがあります。
おやつを中で与えるなど、キャリーバッグを「病院へ連れていかれる怖い場所」ではなく、安心できる場所に変えていくことが大切です。
環境省の災害対策に関する資料でも、普段からキャリーバッグなどに慣らしておくことは、猫のストレス軽減と安全な移動につながるとされています。
引っ越し前に健康状態を確認する
高齢の猫や持病のある猫は、移動や環境の変化によって体調を崩すことがあります。
引っ越し前に、かかりつけの動物病院へ次のことを相談しておくと安心です。
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現在の健康状態で移動に問題がないか
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移動中に注意する症状
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薬や療法食を何日分用意するか
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新居近くの動物病院へ渡す診療情報
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車酔いや強い不安がある場合の対応
自己判断で人用の薬や鎮静剤を使ってはいけません。必要な場合は、必ず獣医師に相談しましょう。
猫の情報を一つにまとめる
引っ越しの荷物とは別に、猫の情報をまとめたファイルを用意しておくと便利です。
記録しておきたいのは、次のような内容です。
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猫の名前、年齢、性別
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写真と身体的な特徴
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マイクロチップ番号
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かかりつけ動物病院
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病歴と服薬内容
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ワクチン接種歴
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食べているフード
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トイレの種類
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緊急時の連絡先
迷子札やマイクロチップの登録情報に旧住所が記載されている場合は、引っ越し後の変更手続も忘れないようにしましょう。
2.「ペット可」だけで決めず、契約条件を確認する
物件情報に「ペット相談可」「ペット可」と書かれていても、すべての動物を無条件で飼えるとは限りません。
犬は認められていても猫は不可、猫は1匹まで、完全室内飼育が条件など、物件によってルールが異なります。
口頭の説明だけで判断せず、契約書、重要事項説明書、使用細則、特約などを確認しましょう。
猫の飼育条件を具体的に確認する
不動産会社や貸主には、次の点を確認します。
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猫の飼育は認められているか
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飼育できる頭数に制限があるか
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猫の種類や大きさに条件があるか
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去勢・不妊手術やワクチン接種が条件か
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共用部分ではキャリーに入れる必要があるか
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ベランダへ猫を出してよいか
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猫用の脱走防止設備を取り付けられるか
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爪とぎや臭いに関する特約があるか
「前の入居者も猫を飼っていた」「担当者から大丈夫と言われた」というだけでは、契約上認められているとは限りません。
猫を飼育できることと、その条件が書面に記載されていることを確認しましょう。
敷金・退去費用・原状回復の特約を読む
猫を飼育する場合、通常より敷金が増額されたり、退去時の消臭費用やクロスの張り替え費用について特約が付いたりすることがあります。
国土交通省の資料でも、契約によっては一般的な原状回復の考え方とは異なる特約が設けられる場合があるため、契約前の確認が重要とされています。
特に確認したいのは、次の項目です。
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ペット飼育による敷金の追加額
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退去時に償却される金額
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消臭・消毒費用の負担
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クロスや床の張り替え条件
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柱や建具に傷が付いた場合の扱い
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ハウスクリーニング費用
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ペット飼育をやめた場合の取り扱い
内容が分かりにくい場合は、その場で契約せず、書類を持ち帰って確認することも大切です。
入居時の状態を写真で残す
国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」では、入居時と退去時に部屋の状態を確認し、記録しておくことが大切とされています。
壁、床、柱、建具などにすでに傷や汚れがある場合は、日付が分かる写真を撮り、不動産会社や貸主にも知らせておきましょう。
猫が付けた傷と、入居前からあった傷を区別するためにも重要です。
3.猫だけでなく、高齢者本人の暮らしやすさを確認する
猫と暮らせる物件でも、飼い主本人の生活が難しくなってしまっては、長く住み続けることができません。
現在の体力だけでなく、数年後の生活もイメージして物件を確認しましょう。
通院・買物・交通手段を確認する
内見の際は、室内だけでなく周辺環境も確認します。
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かかりつけの病院へ通えるか
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動物病院が近くにあるか
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食料品や猫用品を購入できる店があるか
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バス停や駅まで無理なく歩けるか
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タクシーを呼びやすい場所か
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家族や支援者が訪問しやすいか
車を運転している方も、将来運転をやめた場合の生活を考えておくことが大切です。
フードや猫砂などの重い物については、宅配サービスを利用できるか、玄関まで運んでもらえるかも確認しておきましょう。
玄関から室内までの動線を見る
高齢者の住まいでは、少しの段差や階段が日常の負担になります。
猫をキャリーバッグに入れて移動するときは、普段より足元が見えにくくなります。
次の点を確認しましょう。
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玄関や廊下に大きな段差がないか
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階段を使わずに部屋まで行けるか
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エレベーターがあるか
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廊下や出入口の幅が十分か
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浴室やトイレに手すりを設置できるか
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夜間でも足元を明るくできるか
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ゴミ出し場所まで無理なく移動できるか
猫の通院時に、飼い主が一人でキャリーを運べるかという視点でも確認してみてください。
猫のトイレを無理なく管理できるか
猫のトイレは、人の生活動線と猫の安心の両方を考えて設置します。
猫が落ち着いて排泄できる場所でありながら、飼い主が毎日無理なく掃除できることが必要です。
かがむ動作がつらい場合は、安定した台を使う方法もあります。ただし、猫が高齢になると高い場所へ上がれなくなることがあるため、猫の年齢や身体状況にも配慮しましょう。
人の寝室から遠すぎる場所や、猫が階段を使わなければ行けない場所は、将来の負担になる可能性があります。
4.猫が安全に暮らせる住環境を確認する
猫可物件であっても、猫が安全で快適に暮らせるとは限りません。
内見では、間取りだけでなく、窓、扉、温度、音、猫の居場所を確認します。
脱走しやすい場所がないか
特に注意したいのは、玄関、窓、網戸、ベランダです。
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玄関を開けたときに猫が外へ飛び出さないか
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玄関と居室の間に扉があるか
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網戸が外れやすくないか
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猫が開けられる窓や引き戸がないか
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ベランダの柵に隙間がないか
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脱走防止柵を設置できるか
賃貸住宅では、壁や建具に穴を開けられないことがあります。突っ張り式の柵などを使用する場合も、取り付けの可否と安全性を確認しましょう。
温度と日当たりを確認する
最上階、西向きの部屋、窓が大きい部屋などは、夏場に室温が上がりやすいことがあります。
一方で、冬の冷え込みが強い部屋もあります。
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エアコンを設置できるか
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留守中も適切な室温を保てるか
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直射日光を避けられる場所があるか
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猫が暖かく過ごせる場所があるか
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停電時の対応を考えられるか
高齢の猫は、若い猫より環境変化の影響を受けやすい場合があります。飼い主と猫の双方が無理なく過ごせる温度管理を考えましょう。
猫が隠れられる場所をつくれるか
猫は、不安を感じたときに身を隠せる場所を必要とします。
新居では、押入れの奥など人が手を伸ばせない場所へ入り込ませるのではなく、箱や猫用ベッドなど、安全に確認できる隠れ場所を用意します。
上下運動ができる場所も大切ですが、高齢の猫には、高すぎるキャットタワーよりも、低い段差を使って少しずつ上がれる配置が適しています。
5.引っ越し当日は、猫を先に安全な場所へ移す
引っ越し当日は、知らない人の出入り、家具の移動、大きな音などが重なります。
猫が驚いて玄関から飛び出したり、家具の裏へ隠れたりする危険性が高い日です。
作業前に猫をキャリーへ入れる
引っ越し業者が到着してから猫を探すのでは遅い場合があります。
作業が始まる前に猫をキャリーバッグへ入れ、静かな部屋や浴室など、扉を閉められる場所で待機させます。
扉には「猫がいます・開けないでください」と表示し、家族や作業員にも伝えておきましょう。
ただし、浴室に洗剤や水が残っていないか、室温が高くなりすぎないかなど、安全確認が必要です。
猫を引っ越しトラックに乗せない
猫は、原則として飼い主と一緒に移動します。
移動中はキャリーバッグから出さず、車内で扉を開けないようにします。
キャリーには、次の物を準備しておくと安心です。
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いつも使っているタオル
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ペットシーツ
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交換用の敷物
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水
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少量のフード
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薬
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猫の健康情報
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飼い主の連絡先
キャリーの扉が開かないよう確認し、必要に応じて洗濯ネットを併用する方法もあります。ただし、猫の性格や健康状態によって適切な方法は異なるため、事前に獣医師へ相談してください。
飼い主自身の安全も優先する
重い荷物と猫のキャリーを同時に持つことは避けましょう。
階段の昇り降りが必要な場合や、長距離を移動する場合は、家族、知人、引っ越し業者、ペット輸送サービスなどへ早めに相談します。
猫を守るためには、飼い主が転倒せず、安全に移動できることが前提です。
6.新居では、最初から家全体を自由にさせない
新居に到着したら、猫をすぐに家全体へ放すのではなく、まず一つの部屋で落ち着かせます。
最初の「安心できる部屋」をつくる
一部屋に、次の物を用意します。
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以前から使っているトイレ
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いつもの猫砂
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フードと水
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ベッドや毛布
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爪とぎ
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隠れられる箱
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飼い主のにおいが付いた物
家具や荷物の搬入が終わり、玄関や窓が閉まっていることを確認してからキャリーを開けます。
無理に外へ出そうとせず、猫が自分から出てくるのを待ちましょう。
以前と同じ生活リズムを保つ
環境が変わっても、ごはんの時間、トイレの種類、飼い主との過ごし方をできるだけ以前と同じにします。
慣れるまでの日数には個体差があります。
すぐに部屋を探索する猫もいれば、数日間隠れて過ごす猫もいます。急がせず、猫の様子に合わせて行動できる範囲を少しずつ広げていきます。
体調の変化を見逃さない
引っ越し後は、次のような変化に注意します。
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食事や水を取らない
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排尿・排便をしない
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嘔吐や下痢が続く
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呼吸が速い、苦しそう
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何度もトイレに行く
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長時間まったく動かない
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過度に鳴き続ける
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攻撃的になる
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持病の症状が悪化する
特に、排尿できない状態や呼吸の異常など、緊急性が疑われる場合は、早めに動物病院へ連絡してください。
7.引っ越し後の「もしも」まで考えておく
無事に引っ越しが終わっても、備えはそこで終わりではありません。
高齢者と猫の暮らしでは、飼い主が入院したり、急に世話ができなくなったりする可能性も考えておく必要があります。
新しい地域で、次の連絡先を整理しておきましょう。
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動物病院
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家族や親族
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猫の世話を頼める人
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ケアマネジャーや地域包括支援センター
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ペットシッター
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一時預かり先
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緊急時に自宅へ入れる人
「猫がいること」「何匹いるか」「どのような世話が必要か」を、信頼できる人に伝えておくことも大切です。
玄関から分かる場所に猫の情報を置く場合は、防犯や個人情報にも配慮しましょう。
猫との引っ越しチェックリスト
引っ越し前
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猫をキャリーバッグに慣らした
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動物病院で健康状態を確認した
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薬と療法食を多めに用意した
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猫の医療・飼育情報をまとめた
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マイクロチップの登録情報を確認した
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新居近くの動物病院を調べた
物件・契約
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猫の飼育が書面で認められている
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飼育頭数などの条件を確認した
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ペットに関する特約を確認した
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敷金や退去費用を確認した
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脱走防止設備の設置可否を確認した
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入居時の傷や汚れを写真に残した
人と猫の住環境
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通院・買物・交通手段を確認した
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玄関や室内の段差を確認した
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猫のトイレを無理なく掃除できる
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キャリーを持って安全に移動できる
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玄関・窓・網戸の脱走対策ができる
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室温を適切に管理できる
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猫が安全に隠れられる場所がある
作業前に猫を安全な場所へ移した
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猫を飼い主と一緒に運んだ
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新居の玄関と窓を確認した
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最初に猫専用の一部屋を用意した
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以前から使っている物を配置した
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食事、排泄、体調の変化を確認した
猫と暮らし続けるための引っ越しを
猫との引っ越しでは、「猫を連れていけるか」だけでなく、「新居で人と猫が無理なく暮らし続けられるか」を考えることが大切です。
物件の契約条件だけを確認しても、生活動線に無理があれば、飼い主の負担が大きくなります。
反対に、人にとって便利な物件でも、脱走防止や温度管理が難しければ、猫にとって安心できる住まいとはいえません。
住まい、猫の飼育環境、飼い主の将来の生活を一緒に考えることで、引っ越し後の不安や負担を減らすことができます。
にゃんとも 住まいと猫の相談室では、猫との住み替えや、将来も一緒に暮らすための備えについて、飼い主のお話を伺いながら整理しています。
「何から確認すればよいか分からない」という段階でも構いません。
大切な猫との暮らしを守るために、元気なうちから少しずつ準備を始めてみませんか。
※この記事は一般的な情報を提供するものです。個別の賃貸借契約については不動産事業者などへ、猫の健康や移動方法については獣医師へご相談ください。
参考情報
